カナダ留学する場合、ほとんどの学校では、学費に医療保険が含まれているか、医療保険に入ってますという証明を出さないと入学させてもらえない学校も多いです。これは、何らかのアクシデントにより、医療費が払えなくてフェードアウトを防ぐ為だと言われています。留学する際、学校が決まったら、保険はどのように扱っているのか必ず確認しなくてはいけない一つの事項になっています。
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例えば、ケガをして動けないので救急車を呼んだ場合
カナダで救急車は有料です。毎年金額は変わりますが、WEBページで発表されていて、各州金額が違います。毎年高騰してたマニトバ州のAmbulance fee救急車の費用は、2017年は大幅に値下げされ$340まで下がりました。しかし、救急車代と診療代を払うとなると、かなり高額になります。保険に入っていないとその高額の費用を自己負担しなければいけなくなり、充分な処置を受けることもできないということになりかねません。
クレジットカード付帯の保険
通常クレジットカードに付帯されている90日間の保険は、短期留学の際には、新たに保険を契約する必要はないのではないかと思われるので、便利かもしれません。クレジットカード会社によって、適用内容が異なるので、確認が必要となります。
やはり補償内容等に不安があるのであれば、あらかじめ、留学保険に加入しておいた方がいいでしょう。
留学期間や、何をしに留学するのか、目的や自分のアクティビティを考えたうえで、自分なりの保険プランを考えましょう。
ワーキングホリデーの場合
カナダ入国の際、保険に加入しているかどうか証明を求められることがあります。また、保険に加入していない場合は、入国を拒否されることもあります。保険の内容は、医療、入院、送還(重い病気、怪我、または死亡の場合にあなたを自国に帰還させる費用)をカバーしてる必要があります。
実際滞在しようと思っている期間よりも、保険契約期間が短かった場合、保険と同時に失効するビザが発行されます。(保険と同じ期間のビザが発行されます。)この場合、後日ビザ条件を変更する申請をすることはできませんので、あらかじめ保険に入っておく方がいいでしょう。
日本とカナダ、どっちで入った方がいいの?
日本の保険のメリット
日本の保険会社の海外旅行保険では、医療保険だけでなく個人賠償責任や生活用動産などの補償も提供されています。そのために金額も高くなりますが、医療保険だけでは不安という方は、日本で、出発前に保険に加入するといいでしょう。
カナダの保険のメリット
カナダの外国人渡航者向けの医療保険は、通院や入院など医療に関する補償内容は日本の保険と変わらないのに、保険料は日本の保険より大幅に安く半額以下になることが多いです。しかし、日本の海外旅行保険と違い、盗難・物損への補償が入ってなくて、保険対象が医療のみとなります。カナダの保険はカナダに到着後に加入することになります。留学生保険International Student Insuranceの場合は学生専用となりますので、学校を辞めてしまうと適用外になります。詳しくはお問合せ下さい。