家族には止められるんですけど、もう看護師は辞めて小さい子たちと触れ合える保育士さんになりたいんです。
今まで、看護師しかやったこと無いんですけど、カナダで保育士になれますか?
カナダでの就活では、カナダの学校を卒業している方が良しとされ、全く違う分野の職務経験しか無くても、必要なライセンスさえ取得すれば、転職できるのがカナダのいいところです。
Contents
1.カナダの保育士の種類
カナダには以下の3種類の保育士さんがいます。
- Child Care Assistant - チャイルドケアアシスタント(CCA)
- Early Childhood Educator II - 幼児教育者II(ECE II)
- Early Childhood Educator III - 幼児教育者III(ECE III)
CCA
40時間~1年の育児教育を受けると、この資格のカテゴリになります。自分の子供の出産を機に40時間の講習を受けて自分の子供の育児をしながら一緒に他の子供も預かりますよーっていうママさんが多いです。そして子供が小学校に入る時点で、そのまま続けるか他の職業へ転身するか考えるようです。
ママさんではない、ホントに保育士を一生の職業として考えて、学校に通う人も多いです。そういう人はだいたい40時間などではなく1年コースを受けていて、次のステップ、ECE IIやIIIを考えている人が多いです。
ECE II
こちらは学校で2年コースの幼児教育を学ぶと、このカテゴリになります。
ECE IIとECE IIIとは違ってきますが、働いていてECE IIとCCAはそんなに上下関係は無いのだそうです。
ECE III
こちらは学校で3年以上の幼児教育を学ぶと、このカテゴリになります。
センター長や、オフィスで事務仕事をしている人たちは、このカテゴリの人たちで、実は現場で実際に子供を見てくれている先生たちよりも幼児教育を勉強されているわけです。
娘が通うデイケアでは、先生の写真と名前、ライセンスの種類ごとに分けられた名簿がセンターの壁に貼られているのですが、その比率がちょっとビックリしました。
CCAの先生が多い。ECEⅢの先生はセンター中で3人しかいなくて大半がCCAとECEⅡの先生です。
2.カナダの保育士の働き方
ライセンスを持っている保育士は、以下の4通りの働き方があります。
A.自分の家をベースに、保育園としてのライセンス登録をして保育園を開いて働く方法
基本、自分の家で1人で子供を預かっている場合が多いため、預けられる時間幅も広くはありません。しかし、2歳以下の子供はセンターデイケアでは預かってもらえない場合が多い為、必然的に1歳を迎えるころにママたちが探すデイケアはホームデイケアになります。
B.家ベースの小さな保育園に、雇われて働く方法
C. センターデイケアといって、つまり日本でいう保育園形式の園で、雇われて働く方法
子供が2歳になると、預けられる時間がより自由になるセンターデイケアを選ぶママは多いです。センターなので、多くの先生と子供たちで成り立っています。その為、先生はローテーションで働いています。
D.州や市主体の移民救済みたいな非営利団体で、最初ボランティアとして働いてから2-3か月後に採用される方法
それぞれに、メリットデメリットがあって、小さな子供を持つデイケアを利用するママ側としては、子供の年齢によって上手く使い分けることになります。
3.日本で保育士として働いている人はチャンス!
マニトバ州の認可された保育施設で従業員として働くには、カナダ政府発行のライセンスが必要です。
あなたが日本で受けた教育が、カナダの幼児教育に合っているかどうかを判断して、「幼児教育者」として分類される資格があれば、日本の資格をカナダの資格に書き換えることが可能なんです! 認可された保育園は、より多くの雇用を確保することが出来、win-winというわけなのです。
Early Learning and Child Careは、ほとんどのカナダの州と準州で標準化されている職業です。 各州および地域には、それぞれ独自の規制当局および分類要件があります。 マニトバ州の子育てシステムは教育システムとは別のものです。
4.マニトバ州で保育士として働く為に必要なこと
ビザステータス
カナダ市民
移民権保持者(永住者)
臨時外国人労働者※
※ワークビザで保育士として働くには、管轄オフィスに連絡しなければなりません。
資格保持者
上記3種類のうち、どれかの資格を保持していなければいけません。
他州で保育士資格を取得して、マニトバで働きたい場合も、資格の書き換えが必要になります。
5.日本でのライセンスを書き換えたい
日本の学校で取った単位が、カナダで希望する職業のライセンスを取得するのに、必要な単位をカバーできているかチェックする必要があります。そして、足りない単位は、カナダでその単位だけを勉強して補足して、ライセンスを取得することが出来ます。
6.ウィニペグの保育士ブログ紹介
現在、ウィニペグで保育士として働くSATOKOさんのブログを紹介します。
彼女は日本でも保育士をしていて、日本の保育士資格の書き換え手続きをし、ウィニペグで1年間の保育士コースに通い、現在、ウィニペグのデイケアで働きながら、移民取得の為に頑張っています。
SATOKOさんのブログ
ウィニペグライフinカナダ-日本での経験を生かしてカナダで保育士として奮闘中-
7.まとめ
日本の保育士さんと言えば、朝から晩まで働いて、家に持ち帰って仕事して、お給料が安くて疲労しているイメージです。
あまり必要ないサービスを省いて、効率よく働ける、カナダの幼児教育システムは働きやすいそうです。
娘の先生で、医療事務1年コースを卒業したけど、仕事が見つからなかったから保育士の仕事をしてるという先生がいます。もちろん、アシスタントの資格を取って採用してもらったそうです。資格は資格なので、やっぱり別格だし仕事も見つけやすいでしょうね。このようにマニトバ州、いや、カナダ全体が移民受け入れでデイケア対応に追われているんです。お給料面も政府が対応してくれているので、改善の方向に向かっているそうです。
0-5歳という人生で一番大事でカワイイ時期に関われる、素敵なお仕事だと思います!