カナダ留学

留学、移住する時の会社を辞めるタイミングはいつ?

まだ早い?留学、移住を考えるなら辞めないで!
カナダに留学する為に、学生ビザを自分で申請しようと思っています。

今は、カナダ行きの準備をしているので、何も書けません。

申請書の「現在の職業」のところ、なんて書けばいいでしょうか。

 

実は多いんです。

今回は、このような問題を招かない為にする心構えについて、書いていこうと思います。

 




Contents

カナダに行くからと仕事を辞めてしまう、潔い人

 

まだ早い?留学、移住を考えるなら辞めないで!

以下のような理由から、「これからカナダに行く」という理由で、早々に会社を辞めてしまう人がいます。

仕事が忙しすぎて準備が出来ない。。。

  • 会社にまだ辞めると言ってないので、色々と任されてしまう。
  • 職業的に、他のことを考えている余裕のない職業だから。

カナダを待ちきれない。頭の中が既にカナダ。。。

  • カナダに渡った後、どうしたらいいのか心配で、ネット検索しまくり。
  • 楽しみで仕方がない。

一度辞めてからでないと、次のことが出来ない。。。

  • きちんとした性格なのですね。

貯金がある程度あるので、お金の心配がなく、準備に集中したい。。。

  • そのお金がどこから来たのか、問われることがある。
  • 半年間の銀行口座明細を提出しないといけなくて、入出金を見られ、入金がないのに貯金があると問題になる。

今の自分を変えたい、今の場所から抜け出せるよう頑張りたい、と思う気持ちがあるからカナダ行きを決める人が多いのではないかと思います。しかし、それには準備が必要で、その準備には準備の準備が必要なのです。

問題はナニ?

【20代に読んで欲しい】留学する目的の見つけ方

「current occupation(現在の職業)」に何を書いたらいいのかわからない

そう、申請時に既に学校を卒業して時間が経っていたり、仕事を辞めてしまっていたりすると、何を書いたらいいのかわからなくなります。すると、ビザ申請書の「current occupation(現在の職業)」も書けない。

ここに何も書かないと、ビザ担当者は「何かがおかしい?」と思い、さらに調査を進められます。

何が不審なのか?

普通、海外留学をするということは、海外で海外でしか学べないことを学んでスキルを磨き、それを母国に帰った時に自分の将来に活かす!というのが定義かと思います。しかし、現在のアクティビティーを綺麗に整理整頓されてしまっていると、この人はカナダに入国後、母国に戻る気はないのではないか?ビザの滞在期限過ぎても、母国に帰らずカナダに違法滞在するのではないか?と疑われます。

日本人がビザ却下される大きな理由のひとつがコレです。

さらに、貯金の中のお金はどこから来たものか?と聞かれる場合もあります。当然、仕事を辞めてしまっていると毎月のお給料が銀行口座に振り込まれないわけです。半年分の銀行口座明細を提出しますので、そこに毎月ある程度同額のお給料が振り込まれていないのに、急にドカン!とお金が入金されていたりすると、これはどこから来たものか?本当は誰かから借りてきてて、自分のお金ではないのではないか?と疑われます。

私の怖い体験談

私はバンクーバーに語学留学をし、とあるアクシデントから歩けなくなって日本に帰って手術後入院をし、リハビリが半年くらい必要でした。その間、家で細々と、大きく稼ぐわけでもなく貯金を減らす訳でもなく、初心者向けのパソコンの家庭教師をしながら生活をしました。そして、もう動けるようになったかなという、バンクーバー留学から約2年後のところで、カナダにビザを申請しましたが、却下されました。何かの間違いではないかと思い、再度申請しました。普通、学生ビザの通知というのは日本人の場合、その時は5週間と言われていて、最初の却下レターが届いたのはだいたい5週間後でしたが、2回目の却下レターは1週間後でした。あれ?私の書類、見られてないのかな?と思い、3度目の正直で、また申請しました。却下レターは3日後に到着し、書いてあったことは「決定は覆らない。」と書かれていました。背筋がゾッとして、もうこれは私にはカナダは無理だ、縁のない土地だったんだ・・・と思い、でもそのまま日本にいたらダラダラしてしまうと思った私は、カナダを諦めて、メキシコへ行きました。

つまり、ここで言いたいのは、小さな税金も払ってないような自営業では難しいということ。きちんと自分の身分を証明出来ないとダメなんです。

 

会社を辞める前に準備したいこと

まだ早い?留学、移住を考えるなら辞めないで!

Reference Letterをもらいましょう。

カナダでは最低2つのReference Letterを求められます。Reference とは、「推薦状」のことです。初めてカナダに来て、仕事を探す時にReference Letterと言われてもカナダで職歴が無いのに出せるはずもありません。その為、前職の日本の企業のReferenceなら持っています。というと、ではそれを持ってきてくださいと言ってくれるところが多いです。

もし、会社が英語で書けないなら、あなたが英語で書いてサインをもらいましょう。

フォーマットは履歴書同様決まってないですが、最低限書いてあった方がいいものがあります。

会社ロゴが入ったレターヘッド、その会社のコンタクト(連絡出来る人、電話番号、住所など)、あなたのその会社でのポジション、いつからいつまで働いたのか、最終的にもらっていたお給料金額です。

渡航先を決めましょう。

一概にカナダと言っても、とても広いです。カナダで何がしたいのかにより、渡航先も変わってくると思います。あなたの目的に沿って、決めましょう。

以下のことを決めると早く決まるのではないかと思います。

カナダでの学校を決める

  1. 学校申し込み
  2. 入学許可書が届いたら、ビザ申請
  3. ビザ取得

カナダでの仕事を決める

  1. 会社からサポートレターをもらう
  2. サポートレターとともにビザ申請
  3. ビザ取得

カナダでやりたいことを決める

渡航日を決めましょう。

一か月は余裕を見ましょう。

  1. チケットを買う
  2. eTa, Biometricsの申請

もし、辞めてしまったらどうしたらいいのか

まだ早い?留学、移住を考えるなら辞めないで!

Reference Letterをもらいましょう。

辞めた後、時間が経てば経つほど、お願いしにくくなるので、とりあえず、元職場に電話をしてReference Letterをもらいましょう。

さっさと渡航準備(ビザ申請など)して、カナダに出発する

仕方がないので、時間が経たないうちにさっさと支度をしましょう。

個人的には、渡航まで2-3か月あるなら、アルバイトでもいいのでどこかに「所属」した方がいいのかなと思います。その方が安全です。

 


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