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IELTSとCELPIPを比較します
ブリティッシュ英語なので、比較的アメリカ英語になれた日本人にとっては、リスニングが聞き取り辛いと言われることがある。
- 受験形式:筆記試験+面談(スピーキング)。
- ブリティッシュ英語
- 費用:300ドルくらい(場所によって違う)
- 教材:たくさんの教材が出ており、書店で選び放題。良い教材を選ぶのが大変なほど。
- 有効期限:2年
- 結果の受け取り:13日後
- スコアリング:1-9
- スピーキング:直接ネイティブと会話する
- ウィニペグでは比較的混んでいて、予約出来るのが2-3ヶ月先
ブリティッシュコロンビア大学(UBC)にて作られた、カナダ英語の英語検定。100%カナダ英語での発音なので、理解しやすいと言われる。
- 受験形式:完全コンピューター
- カナダ英語
- 費用:280ドル
- 教材:公式ページで購入。市場に出回っていない。
- 有効期限:2年
- 結果の受け取り:10-12日後
- スコアリング:1-12
- スピーキング:ヘッドホンを使って、録音された声を聞く
- IELTSと比べると、比較的空いているので1ヶ月以内に受験可能
IELTSとCELPIP、どちらが簡単なのか?
巷では、CELPIPの方が簡単だという意見を多く聞きます。
しかし、IELTSとCELPIPはどちらも、英語の習熟度を測定するために設計されており、難易度は、ほぼ同じです。ただし、特定のセクションは、個々の受験者によって簡単または難しいと意見が分かれることでしょう。
CELPIPのリスニングでは、カナダ英語が話されますが、IELTSテストでは、オーストラリア、カナダ、ニュージーランド、イギリス、アメリカのネイティブスピーカーが含まれます。英語がネイティブではない私達には、一見かんたんに感じるのは当然かもしれません。
IELTSとCELPIP、どちらがいいのか?
よく話題になる質問です。
基本的なパソコン操作に問題がなければ、断然CELPIPです!
一般的には、個人で得意なことは違うので、自分に合ったほうを選ぶといいでしょう。とよく言われます。確かにそうです。パソコンを全く触ったことない人は、全てパソコンで試験が行われるCELPIPは、英語力以前にパソコン操作が難しいと感じるかもしれません。
しかし、今はパソコンを使ったことない人というのは、探しても苦労するくらい、みんなファイルの開き方ぐらいは知っていると思います。
CELPIPの試験を始めるときには、既にパソコンはログインされた状態になってますし、あとは試験監督が、指示してくれます。時間になれば、タイムアウトで勝手に入力できないようになります。
CELPIPを受ける前に確認!
CELPIPの方が少しだけ安いし、IELTSより少しだけ簡単だと言われるし、じゃぁCELPIPにしよう!と決めた方、ちょっと待ってください!本当にCELPIPでいいですか?
なるべく高いスコアを取りたいし、CELPIPの方がより高いスコアを取れる気がするので、オススメなのですが、カナダの学校に入学したい場合は、IELTSのAcademicを受けないといけない場合が多いです。受験する前にCELPIPでもいいか確認するか、IELTSのAcademicを受験しましょう。
まとめ
たまにIELTSの試験監督で、ウィニペグの学校に行くのですが、緊張がこちらまで伝わってくる人もいます。試験監督だからただ見てるだけですが、私も試験を受ける立場になったらそんな感じになってしまいます。
移民申請に使用するのには、どちらのテストもいいところがありますが、どちらを選択するかは、結局、個人的な好みの問題です。 IELTSは、紙ベースの試験と個別の対面式の面談であり、また、カナダ国外から申請する方は、IELTSしか選択肢が無いかと思います。CELPIPはコンピューターベースの試験なので、IELTSよりはストレスなく受験できると思います。
上の比較表を見て、どちらがいいかじっくり考えてみましょう!