カナダ生活

カナダ入国時の注意事項

カナダ入国時の注意事項

知らなかったじゃ済まない場合もある、入国トラブル。

留学やワーキングホリデー、または既に移民されてカナダ在住者ですら、カナダ入国の際、トラブルとなる方がいます。(私です。)

カナダは自然が多くて、ゆったりしてて、普通に過ごしてる分にはとてもいい国ですが、一度トラブルに巻き込まれるとちょっとで終わらず、ずっと尾を引きます。

 




Contents

入国審査で気を付けたい4つの事

  1. 渡航目的、滞在期間、滞在場所をきちんと言えるようにしておく
  2. 要求される可能性の有る資料、書類は必ず手元に持参する
  3. 嘘をつかない
  4. 余計な事を言わない

 

渡航目的、滞在期間、滞在場所をきちんと言えるようにしておく

これは必ず聞かれる質問です。
What’s the purpose of your trip?(今回の旅行の目的は何ですか?)

For Sightseeing.(観光です。)

For Business.(仕事です。)

To study English.(英語の勉強の為です。)

Just for transit.(乗り継ぎの為です。)

 

Where’s your final destination?(最終目的地はどこですか?)

フライトが東京→バンクーバー→ウィニペグであれば、最終目的地は、ウィニペグになるので、To Winnipegと答えましょう。

How long are you going to be in Canada? (どのくらい滞在する予定ですか?)

7days(7日間です。)

2weeks(2週間です。)

3months(3か月です。)

1year(1年です。)

Where will you be staying?(どこに滞在する予定ですか?)

At a friend house.(友達の家です。)

At a relative’s house.(親戚の家です。)

At my host family’s house.(ホストファミリーの家です。)

At a hotel. (ホテルです。)

What’s the address of where you’re staying?(滞在先の住所はどこですか?)

たまに滞在先の住所を聞かれる場合があります。住所は控えておきましょう。

要求される可能性の有る資料、書類は必ず手元に持参する

航空券、パスポート、ビザ書類、持ち込み荷物申告書などのほかに、18歳以下の子連れのお父さんかお母さんが必要な書類、「ハーグ条約による同意書(Consent Letter)」というものがあります。忘れずに携帯しましょう。もし要求されて、手元に持ってない場合、入出国を断られる場合があります。

書いてある内容は、もう片方の親のサインがあれば何でもいいという話ですが、カナダのウェブサイトからフォーマットをダウンロードして使えば安心です。

嘘をつかない

当たり前のことですが、嘘はついてはいけません。もしツジツマが合わないような返答をすると、何度も確認され、それで取り返しのつかないことになれば別室送り、そして強制送還や罰金が待っています。嘘をつこうと思って嘘をつく人は少ないと思いますが、きちんとカナダの規定というものを調べておかないと、嘘をついた覚えはないのに、嘘をついたと言われてトラブルになる件は少なくないです。

本当にあった怖い話①(私の話です。)

なぜかわからないけど、どこからこの貯金が来たのか信用できないと、学生ビザを却下された経験があります。

学生ビザを却下されても日本人なので、ビジターで入国は出来るので、航空チケットは持ってるし、却下される度にカナダに旅行に行きました。(暇ですね・・・笑)

そのせいか、バンクーバーのイミグレに到着すると、到着するたびに、スーツケースをピックアップしたところで警備員?みたいな人がどこからともなくやって来て、別室へ連れていかれました。まるで、私がこの日にバンクーバー空港に知っていたかのように2,3人が私のもとにやってくるんです。遠くの方から・・・

パスポートを確認され、荷物を開かれ…だいたい渡航のたびに2-3時間は別室でひたすら待たされましたが、結局それだけで解放されました。

本当にあった怖い話②(私の話です。)

日本に帰った時の話しです。

久しぶりの一時帰国だったので、実家に置いてあった物や、日本の食料品、下着などを購入してカナダに帰ってきました。その中には、紙パックのワインがあった為、申告書にワイン$6と記入したところ、「他に申告するものは無いですか?」と乗り換えするカルガリーで聞かれて、「ありません。」と答えたら、別室に連れて行かれました。今から思うと、手に持っていた大きな箱(浄水器)に目を付けられたのだと思いますが、それを知らないまま、別室へ行きました。

別室では、カルガリーでピックアップしなくても良かった私の荷物を、全て目の前に持ってこられて全て開かれました。そして大量の食糧を見るなり、

「これらは全て申告しないといけないものです。カナダの土地を初めて踏む物は全て申告しなくてはいけません。これも、これも、これも、これも、あなたは隠して持ち込もうとしましたね。食べ物は最低30,000ドルの罰金になります。」

と言われ、

「商用で誰かに売るわけじゃないのに申告するの?」と言ったら、

「この申告書に書いてあるでしょう。これらの食べ物を申告しないで、ここにあなたはサインをしたんだから、これは犯罪です!

と言われ、足が震えました。

さらに、手に持っていた浄水器については、インターネットでメーカーサイトに行って金額を調べられて、

「これは330,000ドルですね。これも未申告!ugh...」

「ちょっと待って。これは15年くらい前に購入したもので、私が日本に住んでた時に5年間くらいは使っていたものなんだけど?これすら申告しないといけないわけ?じゃぁ他国から引っ越してきた人や長期滞在留学生なんか、申告するものが多すぎるじゃない。しかも、330,000ドルじゃないし!!」

「もう一度言うけど、カナダの土地を初めて踏む物は全てです。」

「じゃ、浄水器は本当に330,000ドルじゃないから、私が今携帯で調べるからちょっと待って。」

「いや、もう私がパソコンで調べたからその必要なし。これは330,000ドルで売られているものです。」

もう何も反論できずに、30,000ドル以上の罰金を覚悟しました。

別室で3時間以上揉めたあと、浄水器を今売るとしたらいくら?と聞かれ、黙ってると1000ドルくらいかね?と言われ、その1000ドルに対する税金だけ支払いました。そして、次回見つかった時には刑務所に送ります。と言われ、カナダに入国することが出来ました。

余計な事を言わない

ハッキリ言えば、小さな面接なのです。余計なことを言って、ドツボ踏んで、トラブルを招くより、聞かれた事だけに答えて通過するのが正しいと言えるでしょう。何かが原因でトラブルが起きた場合には、間違いなく別室に連れて行かれて、最悪の場合にそのまま強制送還や、大きな金額の罰金という結果も有り得えるので、注意が必要です。

申告するものって酒、たばこだけだと思ってない?

きっとみんなそう思ってると思います。私もそう思ってました。

しかし、税関の人が言うには、カナダの土地を初めて踏む全ての物は申告しないと罰金なのだそうです。なので、日本からカナダに来る日本人は大半が食料を持ってくる人と思いますが、全て申告をしないといけません。肉、魚、果物や植物の持ち込みは知ってる人が多いと思いますが、小魚が入ったふりかけなども、気を付けないといけません。

カナダの土地を踏む全ての物を申告しないといけないと言ってるのに、なぜ「食べ物」、「魚」、「肉」とか名称を挙げてこれは申告しなければならないと言ってるのか、よくわからないです。皆さん、気を付けましょう!


何か質問等ございましたら、いつでもお問合せ下さい。

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