カナダでは、頻繁にボランティア、ドネーションなどがとても盛んです。困っている人を助ける、お互いに助け合うというのが根付いている国なので、そのような活動も多く、また無料でいろんなイベントに参加できるのも、ボランティアで動いてくれる人がいるからでしょう。
今回は、このフードバンクについてお話します。
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フードバンクとは
カナダではフードバンクというシステムがあります。これは食べることに困っている人を助けるためのシステムです。食料不安で生活しているカナダ人を支援することに特化した国家慈善団体です。
「食べることに困っている人」というと、餓死してしまいそうな人たちを想像してしまうのが、日本人の私達ですが、ヘルスカードを持っている人なら移民権を持っていなくても申請することが可能ですし、いつでも1つから食べ物を寄付をすることも出来ます。
カナダらしい活動ですね。
フードバンクはカナダ10州に存在し、(https://www.foodbankscanada.ca/)ウィニペグでは、Harvestという団体名で活動しています。
Harvestは、1984年に設立されたウィニペグハーベストは、1985年7月1日にオープンしました。フードバンクの必要性がなくなるコミュニティを目指して活動をしているそうです。
申請の仕方
もし、援助を受けたいときは、電話、またはメールをして予約をします。
phone: (204) 982-3660
email: appointments@winnipegharvest.org
予約をすると、最初は本部?(Lucky Supermarket横)で受付をします。
その時に、マニトバヘルスカードを持参し、個人情報を登録します。
自分の家の近くのHarvestを選べるので、次回からはそこに通うことになります。
ボランティア
もし、Harvestでボランティアをしたい場合、こちらを記入して申請します。子供の食育活動も行っているようなので、そういうのに興味があれば参加するのもいいですね。
phone:(204) 982-3587
食料の寄付
よくスーパーの入口で見かける食料が入った透明なドラム缶くらいの大きさのポストを見かけます。生もの厳禁で、缶詰とか乾燥したものを寄付できます。
お金の寄付
お金の寄付は、多くのカナダ人が行っていて、特にクリスマスは、かなり多くの小切手が寄付のために送られます。
$20以上の寄付で、タックスリターン申請に含めることが出来ます。
注意したいこと
フードサポートの申請をする際、ヘルスカード情報を求められ、登録されます。
私個人の意見ですが、多分、移民申請前は止めておいたほうがいいと思います。この申請をマイナスに加点されて移民申請を断られたなんて嫌ですから。
あと、このフードサポートを受けていると、家族のビザサポートをする際、もしかしたら、サポーターになれないかもしれません。
まとめ
カナダ生活、大変なときもありますから、誰でも申請できるこういうサポートは助かります。特に、子供がいる場合、このフードサポートはとても助かりますね。また、ボランティアも気軽に出来るのがいいなと思います。