英語を学ぶことが第一優先ですが、語学以外もきちんときちんと勉強したいと思っています。
語学以外に何をしたらいいのかわからないし、目的が無いと英語は覚えられないよ?と言われます。
目的ってどうやって決めればいいのでしょうか。
今回は、その「目的」を探る上でのヒントをお話ししましょう。
Contents
自己分析をしてみる
自分が何をしたいのかをよく考えてみましょう。
なぜ、語学を学びたいのか。それには必ず、理由があるはずです。人によってその理由は違うし、やりたいことも違う。よくよく考えてみたら、実は語学というのは自分のやりたいことに直結していなくて、今必要というわけではないのかもしれない。
とはいえ、語学というのは、年齢が若ければ若いほど覚えやすいし、発音もネイティブに近いものになるし、良いこと尽くめなのですが、その理由をはっきりさせないと、挫折、もしくは挫折とは言わなくても、つまらなくなって帰国したくなってしまうという人は多いのです。
語学学校は、沢山のアクティビティを用意して、楽しみながら学べる環境を用意してくれています。実際、初めての海外の学校、初めての異文化、初めての海外のお友達、全てがとても新鮮で楽しいです。しかしそれも、4か月くらいすると、段々と飽きてきます。
目的が無いと、飽きるのは早いです。
実際、私はというと、
小さい頃スチュワーデスになりたかった→でも背が小さくて諦めた→やっぱり語学だけでも学びたい→30歳手前で語学留学→新卒の子とは違うから頑張らないと!と意気込んだ。→4か月目:英語力は超底辺から中くらい(とりあえず会話が交わせる程度)まで上達したけど、飽きてきた。人間関係も疲れてきた。せっかくお友達になったみんなの帰国が増えて来て寂しい!!!→6か月目:どうしようかな。帰ろうかな。何しようかな。。。
このような感じでした。結局、靭帯損傷で歩けなくなって、帰国しました。
楽しい語学留学生活を送ることが出来ましたが、目的が無いと4か月目以降、路頭に迷うんです。人によって違いますが、4-6か月くらいが一番多いかと思います。
そんな風にならない為にも、自己分析は大事です。語学を学んで、何がしたいのか?というのを考えてから行動しましょう。
何がしたいのか?がよくわからない。
そうなんです。何がしたいのか、わかってる人って少ないと思うんです。
何がしたいのか、まだ決まってないけど、語学を学びたいことは確かだし、語学は必ずこれからの人生必要になるからまずは語学を学んで、学んでる間にやりたいことを考えるよ。
このように言う人がいます。海外に行けば、知らない世界が沢山あるんだし、きっと何かが見つかる。どこかのキャッチコピーを借りてくれば、自分探しの旅・・・なんて❤
恥ずかしくて、そんなことを口にする人はいないですが、心のどこかで思ってませんか?それはとても危険です。
なぜなら、学べないからです。
目的がある人と、無い人では、習得量が圧倒的に違い、目的がない人はある人に比べて同じ時間量でも30%しか学べないと言います。
30%って少なすぎって思うのですが、目的が無いので、頭に沈着しないのだそうです。
では、その大事な「目的」というのはどう探せばいいのでしょう。
目的の探し方
とりあえず語学は今勉強したいと思ってるのですが、やっぱり何をしたいのか見つからない、目的が定まらない、どうしたらいいのかわからない、という人は多いのではないかと思います。
そこで、目的の探し方をお話しします。
学校で何を勉強しましたか?(専攻はなんですか?)
それは好きですか?(好きでしたか?)
趣味は何ですか?
それは好きですか?
ペットを飼ってますか?
それは好きですか?
声に出して、自分に聞いてみる
興味のあること、目に入ったもの、何でも良いんです。自問自答してみましょう。声に出してみてもいいです。え?そんなこと?と思うと思いますが、一つ一つ考えてみないとわからないものなんです。
ノートに書きあげてみる
無理やりでもいいので、ノートにやりたいことを100書いてみましょう。
1.英語が話せるようになる、2.外国人の友達を10人以上作る、3.バンフに旅行する、4.英語でオーダー出来るようになる、5.カナダの温泉に入る...etcなど、何でも良いんです。100個を無理やり書いてみましょう。
その中から、必ず2-3個はやりたいことが見つかります。
それでもやっぱり見つからないなら、こうしよう。
それでもやっぱり見つからないのなら、仕方がありません。
何でも良いので、(仮)でいいので、何かを決めましょう。(仮)です。(仮)でも、目的があるのと無いのとでは違うんです。その(仮)が、本物になる時が来るかもしれないし、途中で変更しないといけない時が来るかもしれないし、それは誰にもわかりません。
それでもいいんです。
絶対にこれをしたい!と決めていても、変更したくなる時だってあります。大して変わりません。
(仮)の目的を見つけたら、自分に言い聞かせます。
私は「コレ(仮)がしたいから、語学を学ぶ。」と。
手相の世界では、もしお金持ち線というのがあるとして、そのお金持ち線が自分の手相にない場合、「書いてしまえばいい」と言います。そして、自分にもお金持ち線があることになります。それも効果があるのだそうです。そのうち、本当にその線が自分の手相にでてくるかもしれません。それと同じです。
これであなたの語学留学は、成功したも同然です。
頑張ってくださいね!