カナダ生活

カナダで家を買う?賃貸を続ける?家を買う時に必要なこと

カナダで家を買う?賃貸を続ける?家を買う時に必要なこと
カナダって物価が高いって言いますよね。
やっぱり一生賃貸ですかね・・・
カナダ移民ってそんなに楽では無いですね?
カナダの物価は高いと言いますけど、場所によります。
以下を参考にしてみてくださいね。




Contents

1. 賃貸か購入か、まずは計算をしてみましょう

カナダで家を買う?賃貸を続ける?家を買う時に必要なこと

このRBCの計算機、入力箇所が少なくて気軽にトライ出来るので、まずはやってみてください。

Rent or Buy Calculator

 

カナダで家を買う?賃貸を続ける?家を買う時に必要なこと
月々の家賃

ウィニペグの月々の家賃というのはだいたい600ドル~1200ドル。

 

利子

モーゲージ(住宅ローン)の利子は、だいたい3%前後です。4%になると高めですね。

ただ移民権または市民権を持ってないと、少し上乗せになる場合が多いです。

 

何年で払いきりたいか

家の金額にもよるし、いくらのダウンペイメント(頭金)があるかにもよりますね。

ここでは以下の例で、計算してみます。

  • 月々の家賃 → 800ドル
  • 利子 → 3%
  • 何年で払いきるか → 20年
カナダで家を買う?賃貸を続ける?家を買う時に必要なこと

①家のmax金額

月々800ドルの計算だと、150,000ドルくらいの家を購入できるということがわかります。

これは実際に住宅ローン会社に、家を買いたいことを伝えると、前年度のTaxレポート(確定申告)を出してくれと言われるのでそれを出すと、見積もり計算してくれます。ローン会社や銀行によって、提示される金額や利子は様々で、移民権/市民権を持っていないと貸してくれないところもたまにありますので、色々と当たってみるといいと思います。

 

②頭金

カナダに来て3か月未満の人は、35%以上の頭金を支払わなければなりません。購入は少なくてもカナダ滞在1年以上経つと、この割合が減るので楽になります。カナダ滞在期間により、請求される頭金の金額は変わります。

この頭金が無くても、ペナルティ?で3000ドル払えば大丈夫な場合があります。私がそうでしたので、直接ローン会社に聞いてみましょう。

 

③max金額からの頭金の割合

頭金は、家の金額の20%と決まっているようです。20%以下は3000ドルを払うことになると思います。

 

④max金額-頭金

家の金額から頭金を引いた、実際に支払わなければいけない金額に、利子がかけられます。

 

⑤※支払わなければいけない保険料

これなのですが、私も知らずにずっと去年まで払い続けていたのですが、騙されないで下さい!保険料って色んなからくりがあります。この保険料に不信感を抱いてから、色々と身の回りのお財布関係を調べて色々な垂れ流しが発覚したんです。銀行でも信用してはいけません。

ここは専門知識が必要なので、ご相談ください。

https://beavernetwork.com/knwbase/aboutbank-jp/

 

⑥合計

実際に支払わなければいけない金額 + 保険料になります。

 

⑦固定資産税

1年に1度、4月頃に、家の価値の評価があります。そして5月頃に、固定資産税の請求書が届きます。

ほとんどの場合は、モーゲージ会社が一緒に管理してくれていて、請求が来た頃にモーゲージ会社が勝手に支払ってくれていて、こちらでは月々の分割代金に組み込まれています。モーゲージ会社はその分利息を徴収できますので、こちらから何も言わなければ、勝手にやってくれます。

 

⑧水道光熱費

賃貸していた時は、水道代はどのアパートでも無料、光熱費(ハイドロ)は、「込みのアパート」と、「込みではないアパート」があります。

水道代は家を購入すると、3か月に1度の請求書が届きます。

Winnipegの郊外(Gimliとか)になりますと、水道代は持ち家でも無料です。

家を購入すると、最初に思うのが、水道光熱費が高い・・・と感じます。なぜならアパートの時は安かったから。特に極寒の冬は、一戸建ての家を温めるより、アパートのようにいくつもの家庭が密集している建物の方が熱が逃げないし温まりやすいでしょうね。

ちなみに我が家の水道光熱費ですが。。。

アパートの時は30ドル(ハイドロのみ)でした。

一戸建てになってからは、水道代200ドル(3か月に1度)で、ハイドロ代は月々、夏:30ドルくらい、冬:150ドルくらいです。

 

なぜか・・・ハイドロの会社は正直にやってくれていると思うのですが、

冬に250ドルくらいの請求があったり、夏にゼロドルの請求が続いたりということもあります。

よくわからないですが、メーターを基本に請求が来てて、メーターの数字はあっているので、そのまま支払っています。

 

2. 賃貸をする理由

カナダで家を買う?賃貸を続ける?家を買う時に必要なこと

① 借りやすい

家を買うより、借りる方が簡単です。家を購入する時には費用が掛かりますし、買ったからには1年後すぐに引っ越しするというわけにはいきません。また、初めてカナダに来て、まだ仕事も学校も決まっていなければ、どこに定住出来るかもわからないので、賃貸を選ぶことになるでしょう。
また、賃貸なら修繕するのも、その費用も大家さんの責任となり、どこか修繕が必要になれば、大家さんに電話するだけで済みます。

② 月々の支払いが高い(場合が多い)

もしバンクーバーやトロントに住む場合は、ローンの月々の支払いが賃貸の家賃よりはるかに高くなります。当然、家計を圧迫しますね。ウィニペグではそのリスクはほとんどありません。そうならない為にも、購入前に上記のような大まかな計算をしておくのは大事だと言えます。

 

③ かかる費用が少ない

賃貸の場合の支払い項目と、家購入の場合の支払い項目の比較です。

購入 賃貸
水道+光熱費 光熱費のみ
固定資産税 なし
住宅保険 住宅保険
住宅ローン費 家賃

賃貸の場合は、光熱費のみで、水道料金はありません。一戸建てを購入した場合、アパート賃貸と比べると、集団生活ではなくなるので、ヒーターをより必要とする為、光熱費が高くなると思います。

賃貸に住み続けると、固定資産税はありません。

住宅保険は、賃貸でも家購入でも両方必要になります。

賃貸では家賃の支払いが、家購入で住宅ローンを利用すると、住宅ローン費という名前に変わり、月々の支払いがあります。

ウィニペグでは800ドルの賃料だと1ベッドルームがせいぜいだと思うので、2ベッドルームを借りるとなると1000ドル~1200ドルが必要になると思います。

https://beavernetwork.com/knwbase/househunt-jp/

 

3. 購入する理由

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① 支払いを続けていれば、将来自分のものになる。

高いけれど、将来、支払いに終わりが来るということです。賃貸を続けていたら、ずっと終わりは来ないので、死ぬまで支払い続けることになります。これがあるから、「買うか借りるか」というのは永遠の議論だと思うのですが、上記の計算で計算をし、どれくらいのコストがかかるのかをだいたい見積もれば、予想することがそんなに難しいことでは無いことがわかります。

 

② 周りを気にしなくて済む

これは大きいです。カナダは色々な国の人が居る為、何が迷惑行為なのか、よくわからない場合もあります。

私がアパートに住んでいた時は毎朝3時頃、隣りの家の携帯のバイブの振動が伝わってきて、目が覚める時がありました。

3軒隣りのお部屋に双子の赤ちゃんが産まれたのですが、24時間中22時間くらい泣き声が半年くらい続きました。私はまだ子供がいない時でしたが、気が狂いそうでした。赤ちゃんなので文句も言えないですしね。。。

そして、我が家のメキシコ人は大音量で音楽を聴きたいのに出来ないので、週末の昼間なら誰も文句を言わないだろうと勝手に決めて大音量で聞いてました。幸い誰も文句は言いに来なかったですが・・・。

このなかで一番迷惑行為をしているのは、我が家です・・・lol

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③ 月々の支払額が減る

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これは上記の賃貸の場合と矛盾しますが、我が家は減りました。

マニトバの場合、基本月々の支払額は、賃貸より少なくなると思います。

どのような家を購入するかによります。

 

④ 子供の為でもあり、自分の為でもある

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カナダでは12歳までの子供は親の付き添いが必要です。たとえ家の中でも、12歳以下の子供を放置すれば、親は捕まります

ということは、公園に行く時も一緒、いつも一緒にくっついて行かないといけないんです。

それはいいんですが、家で何かをしなければいけない時もありますよね。でも、子供は外で遊びたい!そんな時、扉を開けておきながら子供は外で遊び、親はやらないといけないことをやる。

また、日本では、歳をとると家を借りにくくなると言いますね。カナダの高齢の方で、賃貸の人を見たことが無いのでわからないですが、きっとカナダでも考え方は同じかと思います。年齢で審査が厳しくなるって悲しいですよね。。。

 

専門家は、住宅費が、毎月の総世帯収入の30%を超えてはいけないといいます。

クレジットカードの請求書、自動車ローン、その他の個人ローンなどがある場合は、より低い予算で考える必要がありますね。もう1つ考えないといけないのは修繕費用です。これには、家の周りの小さな修理、屋根の固定、または故障した機器の修理/交換などの費用が含まれます。

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4.参考:我が家の購入費用と修繕費用について

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我が家は、旦那さんの実家は大工さんだった為、旦那さんは電気を含めた家の修繕全般が出来ます。これはカナダでは、大きな強みだと思っていて、古い家を購入して改築にはげんでおります。購入時のだいたいの数字を言いますと以下になります。

家の値段 $90,000
購入時の弁護士代 $3,000
頭金 $3,500
頭金が少ないペナルティー $3,000
小切手代 $14

 

購入金額はこんな感じです。小切手代は、支払いの1年前に小切手なんて使う機会無いね?と思って、ずっと大切に持っていたTDバンクからもらった小切手の冊子を捨ててしまった為に、小切手を持っていなくて、1回7ドルで小切手を発行してもらいました。
そして月々の支払いはこんな感じ。

固定資産税 $180/月(小学校の目の前なので高め)
住宅保険 $50/月
住宅ローン費 $800/月

 

ホントは住宅ローン費はついこの前まで400ドルぐらいでしたが、早く終わらせるために繰り上げました。
修繕代の内訳は以下の通りです。

お風呂を新しく作った $4500
キッチンを新しく作った $4000
玄関扉を付け替えたx2 $200
窓を付け替えたx6 $4000
屋根を張り替えた $3000
外壁塗り替えた $1200
暖炉を取り付けた $1000
ウォークインクローゼットを作った $500
家を地下から持ち上げた $15,000

 

他にも諸々細かいのはたくさんありますが、ざっとこんな感じです。地下から家を持ち上げたの以外は、自分たちでやったのでレイバー(工賃)はかかかってなくて材料費のみです。もし外注を頼むなら、安くてx2の金額、普通はx3と考えると見積もりしやすいかと思います。

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5.まとめ

賃貸か、購入かというのは永遠のトークだと思うので、どちらがいいのかというのは言及してないのですが、私個人の意見ですと、購入派です。マニトバ州においては、賃貸より購入した方が同じ月々の支払いでもより大きな家に住めるし、周りを気にしなくていい。またいつか将来自分のものになるなら、購入しておくべきと考えます。

 


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