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カナダ治安ランキング
MACLEAN’Sという週刊誌が毎年発表している"Canada’s Most Dangerous Places"の2018年度版を見てみましょう。
以前マニトバ州は、カナダで一番治安の悪い州と言われていて、それが定着してるように思いますが、このような統計を見ると、段々と良くなってきてるのかな?と思います。
治安がいいと言われるカナダも、日本ではないので日本にいる時のような振舞いは禁物。日本でも良いエリア、悪くはないが、あまりよろしくないエリアとありますが、海外ではそれがもっとはっきりと分かれているので、それを区別して危険地帯には入らない、腫れ物には触らない、歩行中はアンテナを張るというのが海外で生きていく術ではないでしょうか。
ウィニペグの治安
気を付けていて損をすることはないのですが、そんなに治安が悪いとは感じません。ただ特定のエリアに行くと、雰囲気の良くない人が歩いてるなぁと思うことはあります。特に、メインストリートを挟んだ、ノースポイントダグラスエリア、ロードセルカークパークエリアは歩くのが怖いかなと感じると思います。北側ヘンダーソンハイウェイ沿いでは、日が落ちた後、男性でも恐喝に合ったというのを何度か聞いたことがあります。またダウンタウンのセントラルパークからエリスストリートの辺りは、襲われることはなさそうですが、呂律のまわってない人が歩いてることが多いです。
バンクーバーとは違って、注射器を道端で見かけることはありませんし、完全にいってしまってる人を見かけることもありません。リカーショップの周りは、基本的に雰囲気がよろしくないです。お酒を買うなら、SuperstoreやSobeyなど、スーパーの中に入ってるリカーショップに買いに行く方が、安心出来ると思います。
マリファナについて
それまでは、州によって違えど10グラムまで所持OKなど、合法ではないにせよ、グレーゾーンだったのが、2018年10月17日、カナダではマリファナが合法となりました。BBCニュースによると、21歳以上の成人はライセンスのある販売店で大麻を購入出来、30グラムまでの所持が許され、さらに世帯当たり4株までの大麻の栽培が出来るんだそうです。しかし、お酒と同じように作法があるのは事実で、「やったら乗るなよ」など、ラジオでもしつこくアナウンスが流れています。バンクーバーでは特に、以前からマリファナ臭が凄いなぁと感じてましたが、この合法化により、さらにマリファナ州となるのでしょうか。
とはいえ、隣国アメリカや、日本は合法ではないので外務省は、在留邦人や日本人旅行客に向けて、「日本国外であっても大麻(大麻を含んだ食品・飲料についても同様)に手を出さないように十分注意願います」と発表しています。
盗難など
カナダで起きる犯罪のほとんどがスリや置き引き、ひったくりといった犯罪だそうです。トロントでは日本人のパスポートを狙った国際犯罪組織が存在すると言われています。空港やレストランなどで、荷物から目を離した隙に取られるという被害が多発しています。
さらに、特に狙われやすいのは、多額の現金を持ち歩いている可能性の高い観光客や外国人です。カード社会のカナダなので、通常はクレジットカードやデビットカードを使うようにして、現金は出来るだけ少額が、持ち歩かない方が良さそうですね。私自身も普段はもっぱらクレジットカードを使いポイントを貯めていて、手持ち現金はショッピングカートに差し込む1ドルのみです。その為、昔のような大きな財布は持ってなくて、名刺サイズの小銭入れにカード数枚と1ドルだけとなってます。
普段、街中では自転車の盗難が、どの州においても、とにかく多いです。自転車を購入したら、番号を登録しましょう。さらに、家に侵入する泥棒や、車上荒らしもよくFacebookで目にします。車内には盗みたくなるような物を放置せず、また家や、車に、防犯カメラを付けたり、セキュリティシステムを付けて、警察に登録したりなどの対策をしておくと良いでしょう。
もし盗難の被害にあったら・・・
万が一被害にあってしまった場合は、盗難された物を出来るだけ明確に思い出して書き出しましょう。警察に被害届を出す時に必要になります。
- ウィニペグ警察 The Winnipeg Police Service
- バンクーバー警察 The Vancouver Police Service
- トロント警察 The Tronto Police Service
- カルガリー警察 The Calgary Plice Service
ReportNumber(届出証明番号)を取得しましょう。加入している海外保険へ保険金請求する時や、免許証再発行時に必要になります。
パスポート、クレジットカード等を紛失した場合
紛失盗難対応リンクを確認してください。