カナダ生活

カナダで詐欺!気を付けよう、SCAM

カナダで詐欺!気を付けよう、SCAM
面接前にSINナンバーを聞かれました。
提出するべきですか?
仕事応募時に、会社が応募者にビザステータスを聞くのは違法です。
だからと言ってSINナンバーを聞いてくるのもダメですね。

 

穏やかな、自然いっぱいのカナダで安心していませんか?カナダにも詐欺は沢山あるんです。
私は日本にいた頃、よく詐欺に遭ったので、ある程度、免疫があります。
なので、気づいた後も相手がどこまでやってくるかな?なんて観察する時もあります。

ここでは、私がカナダで遭った(実際は遭う手前)詐欺を紹介します。
同じ方法で何度も来るのですが、多分違う人です。
警察に行くと、紙にあった事象を書いて登録はさせてくれますが、ほとんど動いてくれません。
自分の身は、自分で守らないといけないのです!

ウィニペグは、移民権を取りやすいと言われるマニトバに位置し、カナダ移民したい人たちが日本人に限らず、沢山集まってくる街です。したがって、仕事も見つかりにくいと言われています。日本人の多い、トロントやバンクーバーでは、英語が話せなくても見つかるけど、ウィニペグでは最低コミュニケーションが取れないと難しいです。最近、ワーホリで移民を目指して、ウィニペグに来る人も増えていますが、時間に限りがあるので、とりあえずどんな仕事でも!と、ちょっと不思議な対応でも、言うことを聞いてしまいがちです。どこまでなら言うことを聞いても大丈夫か、この線を越えたらアウトというのをきちんと決めておかないと、エスカレートしてしまいます。以下に書く例を参考にしてもらえればと思います。

 




Contents

カナダと日本の詐欺の違い

移民はカップルの方が有利。その理由は?

カナダの詐欺

カナダの詐欺は日本と比べると、わかりやすいです。
単純というか、いやいや、普通に考えてそれはしないよね、みたいな感じ。
しかし、カナダの常識が日本とは違うという認識が、外国人の私たちにある為、私たちはつい、自分の思い過ごしかも?と思ってしまう。そんな外国人を狙っているんです。

カナダでのサービス、レストランやお店では、普通というかそれ以上のサービスは無いというか、日本のような丁寧さは絶対に望めないですよね。でも、カナダの詐欺は、すごく丁寧な対応の場合が多いです。メールでの英語の言葉遣いを見ていると、明らかに「謙譲語」?を使いまくりなんですよ。何かのサービスで、カナダであり得ない丁寧なサービスをされたら、「あれ?詐欺?」と、少し疑ってもいいと思います。

日本の場合

日本は、理屈を並べる、正当に見せて手のひら返すような、ちょっとした知能犯みたいなのが多いです。

これじゃわからなくても仕方ないよね~。みたいな。

そして次から次へと新しい犯罪が出てくるけど、基本的にわかりやすいものは少ないです。
オレオレ詐欺は、わかりやすいうちのひとつなので、カナダでもあります。

メキシコの場合

ちなみにメキシコの場合ですが、メキシコは、超わかりやすく「強奪」が多いです。
ちまちましたやり取りなんて、しません!
赤信号で止まってる車の中に手を伸ばしてバッグをひったくったり、乗り込んできて根こそぎ持って行ったり、iPhone持ってる手首を切って、iPhoneを強奪したりと、とてもわかりやすいです。

 

カナダでの就活で詐欺に遭った話

泥棒

カナダで職探しをするとなると、だいたいの人がチェックをする職探しオンラインサイトがいくつかあります。

  • Indeed.ca
  • Job Bank
  • Kijiji.ca

カナダで使う、お仕事探しオンラインサイトはこの辺です。

簡潔に書くにはどうしたらいいのか
カナダで仕事をゲットするレジュメの作り方【サンプル付】レジュメとは、日本でいう履歴書のことです。 レジュメは1枚に抑える 自己アピールする為に、色々な経験のあ...

 

私が仕事をオンラインで探していた時、「昨日、あなたから履歴書を受け取りました。」というメールを受け取りました。
私は、その会社に応募したことを覚えていませんでした(会社名が記憶になかった)が、沢山の履歴書を送っていたので、忘れてしまったのかな?と思い、返事をしました。少し躊躇しましたが、グーグルで会社名を検索したら、カナダ政府に登録されてるような情報のサイトが出て来たので、少し安心してメールのやり取りをしました。

Auva Financial Corp.という会社です。(現在はもう無くなっているようです。)

彼らは、自分の会社名のドメインからの電子メールを送信していて、インスタントなgmail / yahooアカウントではありませんでした。それも、ちょっと信用した一つの理由でした。そして、彼らはウェブサイトを持っていました。

http://auvafin.com/(現在はありません。)

 

トロントに拠点を置き、トロントのYonge St 10番地にオフィスアドレスを持っていました。
Google検索1ページ目には、特に怪しい登録情報は見当たらず、多くのウェブサイトに多数のビジネス登録がありました。
(今から思えば、つまり被リンクというやつを購入していたのだと思います。)

メールで、人事の人から、いくつかのポジションを紹介されました。私は

「Data Entryに興味があります。」

と言いました。

そして、雇用契約書が送られてきたのでそれに署名して送りました。
内容はフルネーム、現住所、電話番号、サインくらいでした。
あまり個人的な情報を求められなかったので、とりあえず送りました。

いくら沢山履歴書を送っても、いくら何でも会社名をチラリくらいは覚えてるはずなのに、全然記憶が無かったので、少し警戒気味にメールのやり取りをしていて、もしもっと大切な個人情報、私のSIN番号、銀行口座番号を働き出す前に聞いてきたら、その時考えようと思ってました。

そしたら、その後すぐに請求されました。

「あなた、IDの提出を忘れてるわよ?これからは気を付けてね。」と。(これからは気を付けてねって、は?)

で、最初は、

「なんのID? 私、あなたの会社から社用アカウントナンバーか何かもらったかしら?まだ受け取ってないんですけど。」

と、すっとぼけてみました。

 

そしたら、

「運転免許でもパスポートでもいいけど、そういうIDね。」と言われ、

「まだ、面接もしてないのに、それは無いでしょう。」と言ったら、

「じゃー、Insurance Card番号だけでもどう?」と、かるーく言われました。

「どう?」って...(笑)

 

その後、もう一度Google検索で会社名、Auva Financial Corp.と検索すると1ページ目では見当たらなかったのですが、2ページ目にScam!とありました。会社のホームページや登録情報がきちんとWEBマーケティングされてると、Scam情報のコメントよりもホームページがきちんと表示されるんですね。こわい、こわい。
カナダ政府のサイトに、会社登録されてる情報が表示されていたのが、一番の問題だったと思いますが。

 

Scam情報掲示板の中では、自分の運転免許証を渡しちゃったという人が、どうしよう!と相談してました。

会社はその相談者に、「お給料は、電子メールアドレスで電子転送手段で支払う予定です。」と言ったそうです。

Interacというやつですね。

お給料の支払いでInteracを使いますと言われた場合、ちょっと怪しんだ方がいいです。

※会社の規模が小さい場合、Interacの場合もあるので、一概にInteracでお給料支払いは詐欺!とは言えません。

 

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Kijijiで車を売りたいと掲載した時に来る詐欺の話

カナダの売ります買いますサイト「キジジ」

Kijijiで1000ドル以上の物を掲載した場合、必ずと言っていいほど、詐欺師が連絡してきます。

私は、日本車に買い替えたかったので、さほどキロ数は乗っていないアメリカ車を売ろう、とKijijiに広告を出しました。
さほどキロ数を乗っていないといっても、事故車を購入したので安かったんです。

「私は今、ユーコン州に住んでいるんだけど、あなたの売ってる物にホレボレしたので、是非、倍の金額、6000ドルで購入したい。」

「あなたに多めの金額の小切手、8500ドルで送るから、500ドルは報酬として受け取って欲しい。そして、それらを差し引いた2000ドルを、あなたの口座から私に送金してくれ。」

とか、まぁ訳のわからない理由を並べて、お金を振り込ませようとします。

 

ほんとに本物の小切手が送られてきたこともあります。

しかし、それは銀行に持って行くと何かが理由で(すみません、理由忘れましたが、小切手の表側を見ると銀行員の方はわかるみたいです。)不履行になってお金が手に入らない仕組みになってるんだそうです。

 

https://beavernetwork.com/knwbase/stolen-jp/




職探しで注意すること

カナダで仕事が見つからないなら、ここで探そうパート2

職探しをする時に、私たちはオンライン上に自分の履歴書、個人情報を掲載します。その個人情報を取る為に、会社として登録し、雇用しますと偽って個人情報を盗む人が多いのです。

個人的に思うのですが、個人情報といっても、

  • 家の住所
  • 携帯電話番号
  • フルネーム
  • 銀行名

くらいなどは、知らない人に知られるのは気持ち悪いですが、たいして問題ありません。
カナダはこの辺の個人情報は、洩れまくりですよね(笑)

 

信用してからでないと渡したらダメな個人情報は、

  • SINナンバー
  • 運転免許情報
  • パスポート/レジデンスビザ/ワークビザ情報
  • Taxレポート情報
  • 州発行のヘルスカード情報

これを採用前に聞かれたら、SCAMです。気を付けましょう。

 

まとめ

外国人でカナダのことをあまりよくわかっていないことや、早く仕事を見つけたいと思っている為、付け込まれやすいことから、相手もそういう人を狙ってやってきます。しかも1度だけではなく、何度も繰り返しやってきます。カナダ人は親切なのですが、あまりに親切な対応をする人に気を付け、要求してくる内容をきちんと見定めましょう。

あと、スペイン語圏の人達には繰り返しお話ししているのですが、ジョブオファーレターが英語でない場合、あなたが日本人だからとジョブオファーレターが日本語で送られてきた場合はおかしいと思いましょう。カナダで採用される場合、ジョブオファーレターは必ず英語のはずです。

 


何か質問等ございましたら、いつでもお問合せ下さい。

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